大学生になったら、アルバイトをしてたくさん遊ぶぞー!と意気込んでいる人が多いと思います。そこでふと思うのが、どれぐらいの割合の人がアルバイトをしているの?いくらぐらい稼いでいるの?など色々あると思います。
今回は、そんな悩みに応えるべくアルバイトに関するデータをまとめてみました!
大学生のアルバイト従事状況の割合について
注:日本学生支援機構の学生生活調査結果(令和4年度)を元にグラフの作成を行なっております。
https://www.jasso.go.jp/statistics/gakusei_chosa/__icsFiles/afieldfile/2024/03/25/data22_all.pdf
1. 家庭からの給付のみで就学可能な大学生
まず、家庭のサポートだけで学校生活が送れる学生が52.4%。この層は、アルバイトが「しなくてもOK」な立場なので、バイトを始めても、「好きなことに使いたい」「旅行や遊びのために稼ぎたい」など、かなり気楽に働いています。実際、筆者の友人にも、「バイトして、そのお金で飲み会やカフェ巡り!」みたいな学生がいます。
2. アルバイトが「必須」の大学生たち
一方、家庭からのサポートだけじゃどうにもならない…と、アルバイトが”必須”になっているのが31.5%の学生たち。この層にとってアルバイトは生活費や学費を賄うための大切な収入源です。例えば、学費の一部や一人暮らしの家賃、食費まで自分で稼がなきゃいけない場合も少なくありません。バイトの頻度も多く、時間的に余裕がない中で授業や課題と向き合う日々。「楽しく稼ぐ」というより、「生活のために」働いているのが実情です。
3. バイトしない派:学業や趣味にフルコミット!
意外にも、16.2%の学生はアルバイトをしていません。理由はシンプルで、「家庭からの給付だけで足りているから」。この層の学生は、時間を自由に使えるので、学業や部活動、サークル活動に全力を注いでいます。たとえば、資格取得に挑戦したり、趣味に打ち込んだりと、バイトをしないことで得られる時間を有効活用しています。うらやましい...
4. アルバイトをする・しない、それぞれのメリット
アルバイトをすることで、収入が増えて生活にゆとりが生まれるほか、社会経験が積めるのも大きなメリット。ただし、その分、時間の制約があり、スケジュール管理は必須です。
一方で、アルバイトをしない場合、学業や活動にフルコミットできるメリットがあります。アルバイトの経験がない分、就職活動においてはインターンなどで補うことが求められることもありますが、大学時代に「何を重視したいか」を明確にして過ごせれば、どちらも後悔のない大学生活が送れるはずです。
大学生のアルバイト平均月週
1. 5万円台が最も多い!大学生の平均的な月収
グラフによると、大学生アルバイトの月収の中で最も多いのは5万円台で、全体の14.3%を占めています。5万円といえば、大学生が週2~3日ほどアルバイトをすることで稼げる金額に相当します。授業やサークル活動と両立しながら、無理なく続けやすいペースで働いている人が多いことがわかりますね。
アルバイトで得た5万円は、友達とご飯に行ったり、趣味や旅行に使ったりと、自分の好きなことに自由に使えるため、充実感を味わえる金額です。一方で、学業やプライベートを犠牲にせず、バイトも楽しめるバランスがこの金額にあるのかもしれません。
2. 103万円の壁とは?学生の収入制限のポイント
グラフの右側に「103万円の壁?」と記載をしましたが、これは学生のアルバイト収入に関する税制上の重要なポイントです。年間収入が103万円を超えると、親の扶養から外れる可能性が出てきます。扶養から外れると、親の税金負担が増えたり、学生自身が税金を支払う必要が出てきたりと、デメリットもあります。
そのため、多くの学生は「月8万円程度まで」に抑える傾向があり、グラフでも**8万円台が13.8%と、5万円台に次ぐ高い割合を示しています。年間103万円のラインを意識して、上手に調整しながらアルバイトに取り組んでいる学生が多いのでしょう。
3. 高収入を目指す学生も!10万円以上の収入
一方で、月10万円以上稼いでいる学生も6.8%存在しています。10万円以上となると、週4~5日、もしくは1日の労働時間が長めのバイトに従事している可能性が高いです。このような学生は、学費や生活費の大部分を自分で賄っているケースが多く、家からの給付が少ない状況でアルバイト収入が必要なことが考えられます。
また、塾講師や家庭教師、プログラミング関連など、高時給のバイトを選ぶことで短時間で多く稼いでいる学生もいるでしょう。時給が高い分、スキルも求められますが、その分学業との両立も可能になります。
4. 1万円未満も存在!学生の多様な働き方
意外にも、月1万円未満の学生も2.5%存在しています。こうした学生は、学業や部活動、サークル活動が忙しく、アルバイトに時間を割けないケースが多いかもしれません。もしくは、イベントバイトや単発バイトなどを利用して、たまに稼ぐスタイルをとっていることも考えられます。
学費や生活費を家族からの支援でまかなえる環境にある学生も多く、アルバイトをメインの収入源とせず、学業や趣味に集中しているケースも多いでしょう。
まとめ
大学生のアルバイト収入は一人ひとり異なり、学業やプライベートとバランスを取りながら、自分に合ったペースで働いているのが実情です。月5万円~8万円程度の収入を得ている学生が多く、この収入が大学生活を楽しむための「ちょうど良いライン」になっているようです。また、103万円の壁を意識している学生も多く、税制の影響も見逃せません。
自分のライフスタイルに合わせた働き方を見つけることで、無理なく充実した大学生活が送れるはずです。アルバイト収入を上手に活用して、学業や趣味、友人との交流など、大学生活をさらに楽しみましょう!
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